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皆様、今日はお元気ですか? シェパード蓮沼浩史。 この動画は、前回紹介した胸筋の冷間浮腫と頸静脈の膨張を伴う牛の剖検動画です。 残念ながら牛は死亡したため、その場で剖検が行われました。 血液検査では、白血球が約4000で、リンパ球の割合が約40%であることが示されています。 顕微鏡で調べても白血球の形に明らかな異常は見られませんでしたので、牛伝染性リンパ腫の可能性は低いですね。 ? 私は期待していました。 当時のシェパードの会議では、ある種の心膜腫瘍が原因であると推測されました。 剖検により、心臓を取り囲む奇妙な腫瘍が明らかになりました。 心エコー検査を行ったところ、心臓が見えませんでした。 原因はこの厚い腫瘍層にあると確信しています。 しかし、この腫瘍の組織を病理検査に出したところ、結果は……「B細胞性リンパ腫」でした。 検査で判明。 実は牛伝染性リンパ腫の疑いは低いと思っていたので、ELISAによる抗体検査は行いませんでした。 したがって、牛伝染性リンパ腫の確定診断ではなく、B細胞性リンパ腫の診断となります。 まぁ、ELISAしたらきっと陽性なので牛伝染性リンパ腫の可能性が高いと思いますが…は低かったが、私は間違っていた。 まだまだ修行が足りない。 診断の精度を上げるために、さらなる努力が必要です。 チミジンキナーゼとLDHを測定したほうがよかったかもしれません。 しかし、剖検を行い、確定診断することの重要性を再確認できた非常に重要な症例でした。 お忙しい中、快く病理検査を受けてくださった鹿児島県北薩と中央ケボの医師の皆様、本当にありがとうございました。 シェパードの蓮沼浩です! またね~~~

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死亡した牛の心臓
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